今年オブザイヤー 2020

大賞「Outer Wilds」 ¶

大賞は圧倒的に「Outer Wilds」である。

私がプレイしたきっかけはねとらぼの副編集長である池谷勇人氏のツイート(のリツイート)をたまたま見かけたことだった。

SF謎解きアドベンチャーゲームである本作が類まれであり、決定的に傑出した点は「黙して語らず、ただ体験によって物語る」ことだ。これは「テキストによる情報が一切ない」という意味ではなく、「プレイヤーが能動的行動を採ることで情報が与えられ、そうすることでしか情報が得られない」ということだ。

これは言い換えれば「プレイヤーの行動が、ゲームの展開に直結する」ということを意味する。こうしたアプローチは特別珍しくないが、本作は「ストーリー」、「謎解き」、そして「レベルデザイン」が非常に高いレベルで融合しており正しく渾然一体となってプレイ体験として襲いかかってくるのだ。

私は本作をTwitchで配信しながら数日で一気にクリアしたのだが、最後までプレイしてすべての謎を解き明かした時は感無量であると共に喪失感もまた途轍もなかったことをここに書き留めておく。

SFが好きな方は是非プレイしてほしい。

ケツイ Deathtiny 〜絆地獄たち〜 / M2 Shot Triggers ¶

今更語るまでもない、バリバリの硬派系弾幕シューティングゲーム。

以前からケイブるてれびしたっぱ女史のプレイを見ており、とても面白そうなのでいずれプレイしたいとは思っていたが、珠海すみれさんの配信を見て、居ても立っても居られなくなり、PS4ごと購入。コロナ禍の影響でPS4本体がやや高騰しており、定価で購入するために再販のタイミングを待つ必要があった。

結局一週間で50時間プレイしてワンコインクリア、そのまま1か月で表2周目突入までプレイした。その後は休止中だが、いつかは表2周完遂したい。裏2周は、もし表2周できたらその時考えたい。

芹沢鴨音 - Twitch ¶

フランスパンの格闘ゲームUNDER NIGHT IN-BIRTHバトルプランナー兼バトルディレクター兼ディレクターの芹沢鴨音氏のTwitchページ。なんとなくTwitterを見ていた時に配信をしていることに気付き、見始めたらドハマリしてしまった。

タイミングさえ合えば気軽に対戦してもらえるし、ディレクター自ら初心者向けの手解きまでしてくれるチャンスにすらありつけるかも知れない。こんなゲームはUNIだけ!

UNI以外の配信もおもしろい。プレイヤー側だった時代のゲーセン語りや、他ジャンルのゲームをプレイしている時のクリエイター特有のデバッグ行為、普段格ゲーばかりプレイしているゲーマー特有の何でも格ゲー用語で例えてしまう語彙や時偶飛び出す珍プレイは視聴者を飽きさせない。

何よりしっかりコメントを拾ってくれて、積極的にコミュニケーションをとってくれることが視聴者としても嬉しい。「自分が知らないオススメゲームの話は情報収集としても助かるし楽しいので、気兼ねせず積極的に話してほしい」とのこと。というわけで鴨音さんの配信、みなさんも見ましょう。

次点 ¶

Anker PowerConfはスピーカーフォン、いわゆる「スピーカーとマイクロフォンを統合し、単一のシステムの制御下に置くことで音響エコーを抑制する製品」である。

一般に、オンラインミーティングをサポートするために、オフィスに設置されるが、このコロナ禍で家庭に導入した人も多いと思う。

ボイスチャットではラップトップPCであれば内蔵マイクとイヤホンの組み合わせが、デスクトップPCであればヘッドセットがもっとも多く利用されているだろうが、前者は長時間の利用において耳が痛くなったり、外耳炎や中耳炎になるリスクがある。後者は外耳炎・中耳炎のリスクはイヤホンほどではないが、やや重かったり、側圧によって頭が痛くなったりする。

スピーカーフォンはこれらの問題を一挙に解決するだけでなく、通話中の自由度が大幅に向上する。具体的にはミュートした状態で通話内容を聞きながらトイレに行ったり、友達と通話しつつ自分はベッドでゴロゴロしながらスマホでブラウジング、といったことが自由自在になる。ワイヤレス・イヤホンやワイヤレス・ヘッドセットではここまでの自由度は手に入らない。

また、Bluetooth接続に対応しているため、スマホでも気軽に利用することができる。自堕落ゴロゴロ通話がスマホ単体で完結してしまう。

この分野ではJabraの製品が有名だが、Ankerの製品はそれよりもひと回りコストパフォーマンスに優れる。

付属のトラブルポーチが適度に硬質で素晴らしいことも付記しておく。他の製品でもトラブルポーチが一般的になればいいのに。ケーブルやマウス、キーボードとかね。

会社から私物の東プレTYPE HEAVENを引き上げてきた都合でThinkPadトラックポイント・キーボードをリプレイスしたのだが、ポインティングデバイスがFF14のために購入したLogicool G600しかなく、重くて困っていたところにSteelSeriesが満を持して流行りのエンクロージャを肉抜きして軽量化したマウスを、しかもワイヤレスで投入してきたので即購入。(実は発表の直前までLogicool MX Anywhere 3Cooler Master MM710|711の購入を検討していた。)

最軽量級の競合製品と比較すると10グラム程重いが、それでも十分軽い上にワイヤレスなので、まったく文句なし。もっと言えばより軽い競合製品は軽さのために大きさを犠牲にしており、つまみ持ちを強要される傾向にあるが、本製品は親指・薬指、小指によるつかみ持ちに適したサイズ・形状をしており、おそらく成人男性の平均的な手のひらよりも少し小さいであろう私の手にジャストフィットする。

マウス本体の話からは逸れるが、付属のSuper Mesh Data Cable(USB Standard-A to Type-Cケーブル)が最高に軽くしなやかで最高である。これ単品で売って欲しい。

欠点はやや本末転倒であるがARTISAN シデンカイの様な極端に滑るマウスパッドを使っていると貧乏ゆすり等の僅かな振動でも滑ってしまうことと、バッテリーが意外と短いこと。公称値は2.4GHz接続で最長80時間であるが、それはあくまで「最長」であって、実際にはそれほどはもたない。2.4GHzモードではポーリングレートが上がるため、応答性が向上する代わりにバッテリー寿命は短くなる。

2.4GHz を使用すると、最大 1000Hz / 1ms に達するポーリングレートの範囲を実現できます。デバイスに接続されているワイヤレスドングルを使用することで、ゼロレイテンシーのゲーミンググレードのパフォーマンスを実現できます。Bluetooth には 125Hz / 8ms のデフォルトのポーリングレートがあり、Bluetooth 5.0 に対応しているデバイスにドングルは必要ありません。

トラッキングセンサーの性能や特性等の詳細なレビューは完全に専門外なので他所に譲りたい。

軽くて堅牢で、ストラップホールのあるバンパーケース。縁の部分は前面・背面共にしっかり盛り上がっていて、ディスプレイ・カメラをしっかり守ってくれる感じがする。コネクタ部分の開口部は広め・深めで強度・互換性共に安心できる。

すべてのケースがMIL-STD 810Gよりも厳しい基準のテストをクリアしているらしい。

軍規定標準超え アメリカ軍規定テスト(MIL-STD 810G)の基準を超え、3.5 メートルの落下衝撃を吸収

RhinoShield(ライノシールド)公式ストア - スマホケース通販サイト

全タイプのケースがアメリカ軍規定テスト(1.2 メートルの落下衝撃)超えの防護力を備える

実際のスマホ落下テスト動画

こうした強度を売りにした製品で、それなりにブランド力があり、かつストラップホールを備えた製品はかなり珍しいので重宝している。

なお、ストラップは以前書いたエントリとは異なり、ラスタバナナ RHST02BKを利用している。これについては、別途機会があれば記事にしたい。

とにかく頑丈。ただしPowerLine+ II以上に硬く曲げづらい。また、PowerLine+ IIIにはUSB Standard-A to Type-Cケーブルはない。

タイプPowerLine+PowerLine+ IIPowerLine+ III
Type-C to Standard-A 0.9m
Type-C to Standard-A 1.8m
Type-C to Standard-A 3.0m
Type-C to Type-C 0.9m
Type-C to Type-C 1.8m
Lightning to Standard-A 0.3m
Lightning to Standard-A 0.9m
Lightning to Standard-A 1.8m
Lightning to Standard-A 3.0m
Lightning to Type-C 0.9m
Lightning to Type-C 1.8m

Apple製品は明らかに優遇されている。ずるい。

選外 ¶

Google Homeがあればボイスコマンドで操作できて便利。リモコンがどこに行ったか探し回る必要がなくなる。セットアップは結構面倒くさかった。

「n時間後に点ける」などの操作が可能だが、結局起きられないことが分かったので選外。あと10000円以上はするのでお得感は薄い。